転職で得られるもの リミットは20代

b0129自分は転職を2回しましたが失敗をしました。
職や仕事、キャリアというものについての考えがとても浅はかだったと後悔をしています。

私は大学卒業後8年間銀行員をしていましたが、ノルマに追われる毎日に精神的に苦しく、逃げるように辞めてしまいました。

ただ、次の転職先を決めずに辞めることは怖かったので決めてから辞めたのですが、1日も早く辞めたかったので安易に就職が決まる誘われていた生命保険の営業の仕事に就きました。

ノルマに追われて毎日成績を上司に詰められることは無くなりましたが、基本は同じ営業の仕事です。成績が悪いと上司に詰められない代わりに収入が激減する。それでもお客さんに良いと思う商品を勧めれば良く、すべての商品を売らなければいけないわけではないので銀行の時よりは給料を我慢すればよく精神的にはラクになりました(経済的には厳しいけれど)。

それで8年何とかやってきたのですが査定をクリア出来ずクビ。

30代後半で営業の仕事しかしたことなく、マネジメント経験もゼロ。そうすると、もう転職をするにも営業職しか書類選考を通過できません。

元をたどると、そもそも自分は営業職はイヤで給料は高くなくとも事務職の方が向いているとずっと感じていたのですが、30代後半で事務職の仕事を探すのにとても苦労をしています。

職種を変えれるのは20代まで。採用する側は成長を見込んで未経験職種でも採用をしてくれます。30代後半はもう経験職しか採用の芽がほとんどありません。

ですので、自分がどういった職種の仕事がしたいのか、20代のうちに真剣に考え、その職種でまずはいきなり転職をするのではなく配置転換の希望を出して見ることが最初のステップにあると思います。

それが叶えば、転職をせずに希望の職種での経験を積むことができます。

間違っても、精神的に辛くて逃げるように辞めるという選択はくれぐれも選ばないようにして下さい。

私は、もう20代には戻れませんが、これから転職を考える、今の仕事を変わりたいと考えている20代の人に少しでも参考になればと思います。