医療事務への転職

03787わたしは、企業での一般事務を経験したのち、医療事務の資格を取って医療機関へ転職しました。医療事務の仕事は一般事務の仕事よりとてもやりがいがあり、自分が患者さんの役に立ち、社会に役立っているという実感を肌で感じることができます。

でも、いくつかの医療機関で13年間にわたり医療事務の仕事をしてきて、次第に仕事がつらいと思うことが多くなってしまいました。年数が増えるとともに責任とプレッシャーも増え、電話や窓口でのクレーム対応も多く、接客の難しさを感じるようになってしまいました。窓口での患者対応ではなく、裏方で病院を支える事務の仕事に就きたいと思い、転職を決意しました。

ハローワークで検索しているうちに見つけたのが、国立病院の非常勤職員でした。業務内容は精神科病棟の事務ということでしたが、直接患者と接することはなく、患者さんが退院して社会復帰するための業務に関わる仕事でした。とても社会的意義のある仕事だと思い興味を持ち、応募したところすぐに面接の連絡がきて、順調に採用が決定しました。

実際、仕事はとても興味深いことばかりで、毎日とても勉強になります。
13年間の医療事務の経験で接客の難しさを感じ、接客以外の仕事で患者さんの手助けをする今の仕事が、とても自分に合っていると思っています。転職するのはとても勇気がいることですが、自分の納得いく仕事に就くために、1歩を踏み出すのはとても大切なことだと思います。